2010-09-11

壁塗りに自信喪失…

費用を安く抑えるのなら、壁は塗りではなくクロス貼りにすべきというのはわかっていたんだけど、私は「自分で塗って費用を抑える」という方法を取った。仕事場にする1FとLDKの2Fはプロに頼むけれども、寝室にする3Fは自分で塗るんでいいじゃない。クロス貼りよりずっと気持ちよく過ごせるはず。

M工務店は、下地まではプロに頼んだ方がいいという。下地には手間がかかるし、きちんと下地ができていない壁は、何を塗ってもどう塗ってもきれいに仕上がらないという。でも出てきた見積もりは「下地だけ」でも結構なお値段だ。なので私は、下地も自分でやってみたいと言ってしまった。友達のRちゃんがコテづかいが得意なので、一緒にやってくれると言うし。(マスキングや下地処理はやっておいてねという条件付きだけど)。何とかなるんじゃないの~?
というわけで、昨日今日は現場監督が付きっきりで壁塗りを指導してくれた。壁塗りは以下の4つの工程となる。
1、周囲のマスキング
塗料塗りと違って、マスキングテープを2mm浮かせて貼る。下地を塗ったら一度はがして、さらに2mm浮かせて上塗り用のマスキングテープを貼る、などけっこう手順が複雑だ。
2、石膏ボードのつなぎ目をふさぐ
メッシュのテープをスプレーのりではりつけるだけなので、これはけっこう簡単。作業量は多いけどね。
3、下地を塗る
せっこうプラスター1に対し、水を5の割合でミキサーで混ぜるくらいが、柔らかくてちょうどよい感じ。(混ぜる時は水が先です。念のため)。 
4、珪藻土を塗る
説明書きの通りに水とボンドとカラー材をミキサーで混ぜて、10分ほど寝かせてから塗る。
初めて使うコテは、ちっとも思う通りに動いてくれなくって、ぜんぜんうまく行かなかった! とくに石膏プラスターは伸びなくて、もたもたしているうちにどんどん固まってくるし、もう泣きたくなるくらい。なのに、私がコテでなすりつけたデコボコの上を、現場監督がすーとなでると、魔法のように隅までぴったりとなるんだよね…なんで…??

現場監督はモルタルは時々塗るけど、壁塗りは初めてだと言う。普段は左官さんの仕事を見ているだけだって、そりゃそうだ。それなのに、なんでこんなに上手にできるの!!? やっぱり…、持って生まれた才能の違いか…、こんなんで3Fの寝室はちゃんと使えるようになるのか…、その前に、この家にちゃんと住めるようになるのかしら…(塗らないと建築完了検査に通らない)。
左がG 真中がカントク 右が私が塗った壁
3人で並んで壁に向かって、わーとかギャーとか言いながら壁を塗るのは楽しかったけどね。試しに塗った階段下収納の小さな一面だけでヘトヘトになったよ。超狭小住宅だから3Fは7坪弱しかないけれど、私には7坪の塗りは膨大だ。しかも天井は高くて、北側の壁は急傾斜だ。Rちゃんは本当に来てくれて、華麗なコテさばきを見せてくれるのだろうか? 養生とつなぎ目ふさぎはちゃんとやっておくから、Rちゃん、助けてー。(結局いつもの人頼みの私)



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