前の家での緑化 まるでジャングル |
取り壊しの前、前の家の庭に所狭しと植わっていたボケやノウセンカズラ、ゆずをスコップで掘り出すのは本当に大変だった。掘り出した根元を土と一緒に麻袋に入れ、麻ひもでぐるぐる巻きにして隣の敷地に置かせてもらい、1-2日おきにうちの現場からホースで水をかけて、様子を見守っていた。ボケは梅雨のころまでは新しい芽が出たりしていたんだけど、ゆずはあっという間に葉が落ちて、枯れ木のようになってしまった。(枯れ木とは認めたくない…)。唯一元気だったのはノウセンカズラ。元々根が余り張らない性質らしく、マンション側の金木犀に寄りかかりながらも、花まで咲かせたのにはビックリした。
そんな植木たちをやっと手元に呼び戻すことができるのだ!
マンションの管理人さんが我が家側に面した非常口を開けてくれて、土を運んできてくれた外構屋さんが植木を下ろしてくれた。外構屋さんは、埋めるのまで一緒にやってくれた。「植栽もやるんですか?」と聞いたら、「まあ、頼まれればね」と笑って言っていた。金髪で左耳に4つ、右耳にひとつピアスをつけた、ナイスなおじさんだ。
もう9月下旬だと言うのに強烈な日差しが照りつける中の作業だったので、汗びっしょり。だからノンアルコールビールを保冷バックにたくさん詰めて持って行って、3時の休憩のときに配ったよ。。缶コーヒーとかどら焼とかお煎餅とかドーナッツとか、今までいろんなものを持って行ったけど、このノンアルコールビールは好評だった部類に入った気がする。見るのも飲むのも初めてっていう人が多かったみたいで、少なくとも話題の提供にはなった。みんな車で来てるし、本当に大丈夫なの?と言って飲まない人もいたけど。
しかし…。
久しぶりに間近で見た植木たちは、猛暑にやられて見事に元気が無くなっていた。花が咲いていたので安心だと思っていたノウセンカズラも、3階を越えて屋根まで届いていた幹が途中から折れて、やっと2階に届くくらいになってしまった…。またいつか3階まで盛り返してくれるんだろうか。
左がノウセンカズラ、右が丸はげのゆず |
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