2020-06-09

「ばね指その後」のその3

毎年恒例のばね指の治療に行ってきた。
今年は左手の人差し指の根元に
ステロイド注射を打った。

24時間は水に濡らしてはいけない。
私は左利きなので、トイレが不自由。

あと2時間でテープを剥がせるという頃に
やっと右手で拭くのに慣れてきた。


いつも寒くなる11月ぐらいから、どこかの指がカクカクしだし、
5月ぐらいまで、寝る時はその指の根元と関節に
モーラステープを貼って、だましだましやり過ごす。

夏前についに我慢ができなくなり、
整形外科に行くという繰り返しだ。

治療は湿布薬をもらうか、ステロイド注射をするか、手術。

ステロイド注射は2015年の左手の薬指から始まり、
翌年2016年にもう一度同じ左手の薬指に。
2017年には右手の中指に。

2018年6月6日には右手中指を手術。

2019年5月29日に左手人差し指に注射。
2020年6月8日に左手人差し指に注射。

かっきり半年ぐらいで注射の効果が薄れ
半年我慢したけど昨日の2020年6月8日また医者に行って
左手人差し指に2回目の注射。
次に悪くなったら手術したほうがいいねということだった。

甲状腺があまり良くない自己免疫疾患体質なので、
もしかしてリウマチじゃないかと疑って
2017年に東大医科研まで行って検査をするも異常なし。

まあつまり、単なるばね指。されどばね指。
手術しちゃえば再発はなし。
ちょっと怖いけど、スッキリできます。

簡単で安い(なんとワンショット1100円だった)のは
指の腱に打つステロイドの注射だけど、
ものすごく痛いので、どっちもどっち。

医者は、最初の指の時は近所の整形外科に行ったけど
広尾のおくつ先生がいいと聞いて、手術はそこで受けた。
ばね指の人ばっかりの専門医院です。

おくつ先生は、同じステロイドの注射でも痛さが全然違う。
痛いけど、上手です。
またきっと来年お世話になります。

2022年7月27日追記
その後2021年は何とか平穏に過ごしたんだけど、
2022年2月ぐらいから右手の薬指と左手の中指と両方カクカクしてきて
YouTube で見たマッサージをしたり、ジャグジーに手のひらを当てたり
でも 夏になっても指が曲がらない状態は治らなくて…。

そして2022年10月から着物着付け教室の講師業が復活することになり
指が曲がらなくて紐も結べないんじゃ着付けも教えられない。

というわけで意を決しておくつ先生の所にまた行った。
注射で済めばいいけどもう手術かなとドキドキしながら。

そしたら先生は指を一目見て言うのだ。
「関節拘縮を起こしているので、まずはそれをほぐしてから。」
つまりばね指は腱鞘炎だけど、 今は関節自体が固まっているので
腱鞘炎だけ直しても指の硬直は治らないってこと。

そして教えてもらったマッサージってのが、
痛い指の第一関節と第二関節の間をぐっと押して、 指先を手のひらに押し付けるというもの。

要するにぎゅーとこぶしを握った状態にするんだけど
これが今はできないのだ。つまりファxxクユーみたいなこぶしになってしまう。

1ヶ月で指先が手のひらに付くように自分で努力して、また来いって。

それから24時間、思い出せば指曲げマッサージしているけど、痛いだけであまり状態は変わらない。
1ヶ月で 付くようになるんだろうか…。

前のポスト:
「ばね指=腱鞘炎=更年期 早く楽になるには」

「ばね指その後-パソコンデスクの高さを調節」
https://smallecojapan.blogspot.com/2015/07/blog-post_17.html

まだこのころは、マッサージだのデスクの高さ調節で
何とかなると思ってたのね。
ならなかったのよね。