2010-09-18

壁塗り&あい間に打合せ+残業で床塗りでヘトヘト

10日後に予定されている建築完了検査に向けて、左官さん、建具屋さん、外構屋さん、電気工事屋さん、水道工事屋さん…と色々な人たちがうちの狭い現場の中と外に入り乱れている。
そんな中、私たちも朝から3Fの壁塗り作業を行う。G(夫)は、先週末に現場監督と一緒に収納の壁をちょこっと練習して以来の参加だったけど、私とRちゃんとO氏の仕事ぶりに驚いていたけれど、私の指導のもと頑張ったよ。

下地塗りを終わらせて、珪藻土の本塗りに入った時には、本職の左官のK氏とI氏が付きっきりで指導してくれた。私たちが本塗りをするとどうしても下地が透けて黒く見えちゃったりするのがとっても心配なご様子。本塗りも一度薄く塗って、それからもう一度重ねて塗った方がいいねというありがたいアドバイスを頂いた。

その合い間に、建具の取っ手の位置をどうするかとか、外構の水道栓をどこに付けるかとか、キッチンのコンセントの位置はどの辺にするかとか、呼ばれる。
「壁塗りに集中したいんだから、適当に決めてくださいー」とも言えず(言いたかったけど)、握っていたコテとコテ板をいったん置いて、下に降りたり外で水道栓の位置を決めたり。真剣に作業してくださる皆さんに交じってあーだこーだとやっていると、ああーこうやって家がどんどんできていくんだなあと実感できた。

左官K氏は、1Fと2Fの壁の仕上げ塗りをどんな模様で行うか決める為に、何パターンか実演して見せてくれた。その技は圧巻でしたよ。
洗面所の棚下の、小さなスペースをまず漆喰で薄塗り。しゃーしゃーしゃーとあっという間に塗ってしまったその早さにビックリ。そして、その上にまたコテで漆喰を乗せながら、横一直線にしたり、所どころ切れ目を入れる模様にしたり、渦巻のようにしたり、色々な模様を描いていく。
私としては、私たちには絶対できない「壁紙を貼ったようなぴったりした塗り方」がいいんじゃないかと思ったけど、けっきょくはベテランのI氏のご推薦の「なしめ塗り」になった。横にすーっとコテで模様を描く塗り方だ。「これなら3Fの塗り方にもちょっと似るかもしれないからね」って、似なくていいんだってば! 私たちはわざとコテあと付けているわけじゃあないし…。

夕方になって、皆さんが引き揚げた後は、私たちだけで1Fの床塗りだ。床塗りはどうしても他に人が入らない時にしなくてはならないので、土曜日の夜に1回目の塗り、日曜日に2回目をしなくてはならない…。昼間の壁塗りや打合せでけっこう疲れていたけれど、場所を空けて養生を外し、床をきれいにむき出しにしてくれた皆さんの恩に報いるためにも、残業の床塗りも頑張ったよ。
終わったのは夜8時だったので、今日は12時間くらい現場で作業していたことになる。お盆以来毎週末行っている自分塗り作業の中で、一番長かった一日だった。
明日中に、床の2度目塗りを仕上げて、洗面台や便器を入れるために3Fの洗面所の壁も仕上げなくてはならない。スケジュール通り事を運ぶために、納期を守るって大変だあ。こうやって現場は動いているんだなあとわかるので、塗りだけでも家づくりの作業に参加できて、本当に良かったと思っているよ。

にほんブログ村 住まいブログ 狭小住宅へ←狭小住宅建築中の他の皆さんのブログ。うちより狭い所もあって、とっても参考になる。
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...