電話で「貼りますよー」と連絡をもらってかけつけると、キャーすごい。現場監督のエンドーさんが、ネットの外れたむき出しの外壁の足場に上って、作業している!
現場監督(上)、がんばって♪ |
ワイヤーを貼るのは、階段室(例のベージュのところね)の、窓を中心にしたスペースと、もうちょっと向こう側のブラウンのところだ。これで計24平米の壁面緑化となって、区に申請できる緑化面積の最大値をゆうに超える。他にも、南側のベランダとか、東側のスペースとか、色々緑化しちゃうんだけどね。
緑化で補助金(最大30万円)が頂けるのはありがいけど、それ以上に私は植物で家をくるむのが好きだ。どんな断熱材を塗るより断熱効果があると思うし、窓やベランダを緑で覆えば目隠しになるし、何より部屋に居て窓に目をやれば、いつもそこで緑が揺れているっていうのがいい。花が咲いたり実がなったりもする。家に居ながら、植物に優しく包まれている感じが味わえる。
欠点をあげるとしたら、緑で包まれた家は目立つってことかな。前の家ではあまりにぼうぼうに生やしていたので、通りがかった植木屋さんに「何とかしませんか?」と飛び込みセールスされたことがあった。あわてて自分で少し切ったけどね。(ほんの少し、ね)
一番上に立ってみたよ |
うちの前の道路では区の下水道工事が行われていて、今日もうちの敷地ギリギリにトラックやブルトーザーが入って地面を掘り返している。 その工事の様子も足場の上から眺めることができた。(別に普通の工事だったけど)
ワイヤー付けを終えて、私たちが建物の中に居たら、下水道工事の監督者さんがわざわざうちまでやってきた。お宅の工事はいつまでするんですか、工事車両が重複してご迷惑様ですなどとひと通り挨拶してくれたあと、「ところで…」とその人は言う。
「今外壁に付けていたワイヤーは、いったい何のために使うのですか?」だって。笑いながらも壁面緑化ですと言ったら、なるほど、と納得されたご様子。下水道工事の人たちみんなで、あれは何しているんだろうと話題にしていたらしい。言われなかったけど、足場に上って何するでも無いあのおばさんは何だろうとか、きっと言っていたんだろうなあ。
←超狭小住宅建築中の他の皆さんのブログ。うちより狭い所もあって、とっても参考になる。