それでも3階で寝るしかなかったので…
1.天井にはシーリングファンをつけて寝室全体に風を送り、
2.フトンには空調シーツを敷いて、体の下を風が通るようにし、
3.さらに竹シーツを空調シーツに重ねていた。
竹シーツは寝入りばなはヒンヤリしていてとても気持ちがいいんだけど、暑すぎる夜は体温と室温で竹すら温まってしまう。そこで竹シーツの下から空調シーツの風を送って、竹シーツを冷やしながら寝ていたのだ。
すごいでしょう? ここまでしても微断熱の超狭小住宅の3Fで寝るのは本当に大変だったよ。
今の仮住まいの西向きのアパートは、午後日が暮れるまでは西日が暑くて大変だけど、夜はけっこう風が通るので、クーラー無しで寝ている。竹シーツはとても重くてあげおろしが大変なので、この夏使っているのは空調シーツだけだ。それでも十分なのに我ながら驚きだ。
暑い寝室にあんなに何年も苦しんだのに、突然熱帯夜OKの体質になったんだろうか? いやいや違う、やっぱり部屋の構造が違うからだと思う。
今の仮住まいのアパートは、壁に大した断熱はしていないんだろうけど、上の階と下の階が空き家なので、それがちょうどいい空気の断熱層になっていると思うのだ。
今度の家はどうなるかなあ。 屋根に80ミリ、さらに天井にも30ミリと、トップランナー基準以上の断熱材(ネオマフォーム)を入れてもらっているけど、日中現場に行くと、やっぱり3Fが一番暑い。まだ何の覆いもしていない、開け放しの窓からの日射のせいだと信じているけれど。
ちょっと残念なのは、前の家の夏の室温の記録を取っていなかったこと。Y建築士の提案で室温を記録し始めたのは冬になってからで、 朝起きたら1Fが8度だったみたいな、凍えるような寒さの記録ならたくさんあるのになあ。
ちなみに、今の仮住まいアパートは夜でも天井付近が32度、床が30度、洗面所が32度と、30度を下ることはめったにない。こんな環境でも人間って生きていけるように順応するのね。
←いつも家づくりの諸先輩がたのブログ、興味深く読んでるけど、断熱材ガイナの記事は、なるほど!でした。 施工後3階の断熱が不十分だったら検討しようと思っておりまする。