2010-08-03

西向き8畳ひと間の仮住まい哀話1 強烈西日への対処法

仮住まいのアパートは、西日がすごい。正面が大家さんの広大な駐車場なので、遮るものが何もないのだ。元の我が家も西日はすごかった。この辺は西に向って傾斜している土地なのだ。
だから西日が強烈なことは十分に予測できたので、元の家から障子を持ってきての窓枠に置いてピンでとめていた。障子は明かりは通すけど遮熱性の高い優れた建具だと思う。アルミサッシにシングルガラスだった前の家では、防寒に大いに役立っていた。

しかしアパートでこの仮置き障子が役に立ったのも、6月までだった。7月以降は猛暑の到来だ。私はたいていは家に閉じこもって仕事をしているので、気温や室温の変化には敏感だ。6月の上旬から、この部屋は午後は燃え上がるなあと予想していた。人間がへたる前に、パソコンの動きがきっと悪くなるだろう…。それは人間がへたるよりも仕事に差し支える。

そこで今は、園芸用の遮光ネットを4重にして西側の窓にかけている。4重にするとさすがに効果があって、部屋に日がまったく入らなくなった。でもいいのだ。これで仕事が進むなら。それに園芸用だけあって、風はちゃんと通る。すだれやよしずをかけるよりも、西日対策に園芸用遮光ネット4重掛けってのはけっこうすぐれものかもしれない。(見た目は真っ黒で情緒は無いけどね)
日が陰ってからドアを全開放し、上がってくる風を浴びるのが楽しみになった。ああ、今日も一日が終わった。やっと涼しい夜が来た。うち以外は空き家のアパートで、駐車場も人通りが少ないので、ドアを全開しても人目を気にしなくていいのだ。
この夕暮れのひと時が、せまい仮住まいアパート暮らしの、けっこうな楽しみだったのに、すごい問題点があった。それは、ゴキブリだ!(⇒ゴキブリ篇へ続く


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