前の家では、断熱は内断熱で、柱と柱の間にグラスウールがさくっと入っていた。窓はもちろん、アルミサッシのシングルガラスだ。その家を、1Fと2Fに電気の、3Fにガスのヒーターを入れ、2Fにはガスの温水式床暖房で暖めていた。
今の家は、R値が壁2.0、屋根と床が2.5の木造外張り断熱だ。窓はアルミと樹脂の複合サッシでペアガラス。(U値2.88) これを電気のヒートポンプ式で1Fの床下暖房と2Fの床暖房を温めている。3Fにはエアコンがあるけど、まだ使っていない。
2010年:今の家 | 前の家:08年と09年の平均 | |||
電気 | ガス | 電気 | ガス | |
10月 | 9,847円 | 4,072 | 9,916 | 5,170 |
11月 | 12,940 | 4,680 | 11,804 | 10,573 |
違うのは、今の家では床下暖房を24時間運転にしていること。前の家では使う部屋の暖房を、その部屋にいる時しかしていなかった。だから暖房機器の稼働時間は今の家のほうがずっと長い。それでも11月のガス代が半減した分、冬場の合計の光熱費は節約になっていると言えるね。よかった。
最初は恐る恐るつけていた24時間暖房だけど、これで安心して使えるね。実際、スイッチを入れたり切ったりするほうが、立ち上がりが遅くてかえって光熱費の無駄だなと実感できる。
今の家の温度は朝起きた時に20℃(1F&3F)~23℃(2F)で、外気が何度であろうといつも変わらない。だからとっても快適だ。よろしくないのは、前の家で冬にどれだけ寒かったかをどんどん忘れていることだ。「家の中でもフリースのコートを着て仕事していたなあ」とか、「パソコンを打つ指がかじかむからと、指ぬき手袋もしていたなあ」とか、ちゃんと覚えておかなくっちゃ。
一日家で仕事をしていると体が冷え切ってしまい、着替えてジムに行くのがすごく辛かったことも思い出す。 今は軽装で外に出て、あれ?外は意外に寒いなあなんて思ったりして。でも体が冷えていないので、そのままジョギングでジムに行って、すぐプールで泳ぐこともできる。前は冬はプールに入るのにも勇気が必要だった。
ああ、これで冬に運動不足になる言い訳ができないなあ。
まあ、11月の光熱費なんてほんの小手調べだと思う。これから先寒くなると、前の家ではどんどん光熱費が上がったんだけどね。
12月から3月まで、電気代は16,000円くらい、ガス代は16,000円ー18,000円にもなった。
今の家はどうなるかなあ。ドキドキそしてヒヤヒヤ。
断熱材にヒートポンプの諸君、光熱費節約にぜひご協力お願いしますよっ。
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