2010-12-16

前世紀の園芸本に学ぶ再生菜園…でも成果は…。

図書館に資料を探しに行ったはずが、ついふらふらと他の本を読みあさってしまうというのはよくあるんだけど、最近図書館にある園芸本にちょっとはまっている。
なんせ、1990年代発行とかの古い本ばかりなので、かえってそれが新鮮なのだ。

例:『我が家のベランダ農業』

ミニキャロットをミニにんじんと言っていたりして、なかなか時代を感じる。だって1990年代と言えば、20世紀、前世紀だからね。しかしベランダ「農業」とはね。今の時代のはやり言葉じゃないの。

その本に、ミニにんじんは温度に敏感で、気温18-21℃の間でないと根が太らないと書いてあってがっかり。2か月ほど前に、一つのプランターいっぱいにミニにんじんの種をまいて、育ちが遅いのにじれていたところなのだ。日当たりを工夫したりいろいろしていたんだけど、温度のせいだったとは。 18度といえば、来年の4月くらいにやっとなる感じか。それまでプランターひとつ使えないとは。。トホホ

クレソンの章には、豆腐のパックに茎ごと浮かべて育てると出ていたので、さっそくやっている。だけど、クレソン大好きなので、ついつまんじゃって、根が充実する前にどんどん葉が無くなっていく。(下の写真の奥がクレソン)

上の写真の左手前にあるのは、ヤマイモの皮です。皮からも芽が出ると何かで読んだのでついでに水栽培しているんだけど、ホントに芽が出るんだろうか???

ヤマイモは、すりおろしてとろろにしてもよし、中華炒め風も大好きなので、栽培できたらどんなに楽しい/おいしいかと、来年の大きな目標なんだけどね。緑のカーテンとしても、とっても良いらしい。今から苗を育ておこうと張り切っているのだ。

ヤマイモは皮だけじゃなくて、輪切りも育てているよ。なるべくヒゲ根が付くように切り取ったのをトイレの手水に置いているのだ。朝晩水がかかっているけど、今のところ変化はないんだけどね…。

再生農園で今のところ一番うまくいっているのは、上の写真のセリだ。3cmくらいだった根っこからにょきにょきと芽が出てきた。セリは水につけっぱなしにするのがいいみたいなんだけど、小バエがわくのもイヤだから、多めに水やりする程度。日当たりが良くない我が家の出窓に置くのに、強い日光を嫌うセリはちょうどいいみたい。

さて、再生させたいヤマイモの皮だけど、いつまでもボウルの水に浮かべておくわけにもいかないし、どうしたものかな、と考えたあげくに、庭に埋めた。
でもさ、これって今までも生ごみコンポストでやっていたことじゃない。でもコンポストの跡からヤマイモの芽が出たことはなかったなあ。やっぱり別の育て方をしなくちゃ駄目なのかな。
もう埋めちゃったし、あーあ…。と思いながらふと脇を見たら、生ごみコンポストの跡から、ネギが!
真ん中にひょろっと立つキミドリがネギ
やったね。このネギの根元は、確か庭を掘って作ったコンポストの一番底に並べたものだ。だから地中30cm位は育っているはず。この冬は再生ネギで鳥ネギ鍋かな?? (育ってるのはたった一本だけどね) 早く、もっともっと、大きくなーれ。


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