2011-06-28

アメリカ式ナメクジよけは海草!

料理番組で見た「鶏とルッコラの蒸しオーブン焼き」があまりにおいしそうだったので、うちでも作ろう(=作ってね♪)と盛り上がったのはもう2年も前のことだ。
でも、スーパーの棚のルッコラを買い占めたって1回分になるかどうかという、かなりの量のルッコラが必要なレシピなのだ。。。(売ってるルッコラはちょびっとで高いし)
当然ケチな私は、ルッコラは自分で作ろう!ということになった。

それから2年もたつのに、ルッコラはちっとも収穫できない。
まずは種を袋で買い、ちょびっと買って来たのの根っこを鉢に刺しての「再生」に挑戦し、先月は思い切って「ポット苗」を買い…。
みーんな虫に食べられちゃうのだ。
見るからに柔らかくておいしそうなルッコラの葉っぱだ。冬はアブラムシがつくし、梅雨になったと思ったら今度はナメクジだ。キー


ナメクジが這いずり回った動かぬ証拠が残るルッコラの葉っぱ↓ まだ収穫できるほど育っていないのに…。

ナメクジ対策で調べると、夜行性のナメクジを夜中に見回って一匹一匹捕らえたり、ビールや果物の皮の「トラップ」を仕掛けて集めて集団虐殺したりという方法が出てくる。でもそんなこと、私にはとってもできない。

ふと、細かいことが大の苦手なアメリカ人はナメクジ対策どうしているんだろうと検索してみたら、殺虫剤以外の方法がちゃんと出てきた。
ナチュラル・スラグ・コントロール(⇒記事はこちら
英語でナメクジはスラグといいます。カタツムリはスネイル。

記事にはいろいろ書いてあるけれど、なーるほどと思ったのは
1.水やりは朝のうちにする。
夕方水やりをするのは、夜行性で明け方最も活発になるナメクジを元気にするからだって。朝のうちに水やりをして、夕方までに地面が乾くようにすれば、ナメクジの害が80%も抑えられるそうだ。
へえー。

2.植物の根の周りに海草を置く。
えー? 海草!?と思ったんだけどね。何度読んでもSeaweedと書いてある。
読んでほぼ納得。海草に含まれる塩分をナメクジは嫌うから、根の周りにぐるりと置けばいいと。
海から拾ってきたのを、10cmくらいの高さになるように根の周りに置いておくんだって。
シーウィード
10cm!?とビックリしたけれど、乾けば2-3cmになって、ナメクジはそんなドライなものの上を這うことができない。だから丁度いいと言われれば、なるほどねー。

しかし、手に入る海草と言えば乾物か塩わかめぐらいだ。いくらなんでも塩わかめじゃあ塩がきつすぎて、鉢ごと塩害にやられてしまう。
そして、ふと思ったのだ。
もしかして、ミズゴケでいいんじゃないかと。
あれだって乾けばチクチクしてナメちゃん(気安く呼んでいるけど嫌いです)も上を歩くのはイヤだろう。

さっそくやってみたよ。
あれから3日。ルッコラは確実に成長している気がする。
他にもルッコラの鉢の周りには、葉ねぎやトウガラシなど、虫が嫌いそうなものを植える予定。
トウガラシは、虫除けにいいとは読んだけど買うのはもったいなかったので(=ケチ)、米びつに何年も入れていた乾燥唐辛子の種を鉢にまいてみた。
そしたらちょろっと根が出てきたよ。すごい。

うまく育ててあちこちに虫除けとして移植するのだ。やったー。


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