2010-07-31

完成したら隠れてしまうもの色々


今日は現場での打ち合わせ。大工さんたちが汗だくで忙しく働く中、私も工務店のM社長やY建築士と一緒に、図面を脇にはさんで梯子段を上ったり下りたり。
大工さんたちは梯子を後ろ手に持って、まるで階段を下りるようにこの梯子を前向きにすすすと走って降りるんだよね。私も挑戦してみようとは思いつつ、やっぱり怖くてできない。梯子にしがみついて、後ろ向きに恐る恐る降りるのみだ。お盆のころには階段が入ってしまうので、それまでに前向き降りの技が体得できるかな?(無理だって。)


打合せ中にちょうどフローリング材が届いた。床暖房のフロアには、3mm厚の単板を合板の上に貼ったもの(ムク材の床暖房用より反りの心配がなくて安い)、それ以外のフロアはナラ無垢のB級品を貼る(B級品は節が出たりしているけど、それも味でしょ)。
色々安いものを見つけてきてくれたY建築士とM社長に感謝。
両方とも無塗装のタイプを購入。そして、みんながお盆休みの間に自分たちで塗るのだ。いよいよ、自分塗り作業の始まりだー。


右の写真は3Fの屋根裏。うちは外張り断熱なので、壁の内側はこんなふうに格子状に区切られた空間がたくさんできる。
この格子は、飾り棚にしたり収納スペースにしたり、いろいろ有効利用できそうに思えるんだけど、うちの場合は木造の3F建てなので、壁はすべて石膏ボードで覆わなくてはならない。ううう、もったいない。グラスや文庫本、写真立てなどなど、色々なものが置けるのになあ。
木造でも2階建てだったら壁はくり抜いたままでもいいそうなので、土地がたっぷりある木造2階建てプランの方は、どうぞこのスペースを有効にご活用ください。(というか、おうちが広いならこんな所をせこせこ収納にしなくていいのかもれませんね。失礼しました)


せこせこついでに公開しちゃうのは、玄関脇の、内側が階段下になる所にやっと付けた収納スぺース。ちっちゃーい。いったい何が入るのか、宅配野菜のボックスはぎりぎりか入らないくらいだなあ。
でも扉にはちゃんと鍵まで付いている。M社長いわく、「留守の間に誰かが入り込まないように」だって。誰が入り込むのかな?こんな所に。

2010-07-30

お風呂にひと坪も必要だったか…


夕方現場に忍び込んだら、システムバスのユニットがセットされていた!
そうっとドアを開けて のぞいてみる。
バスタブがすんごく大きく見える。(仮住まいのアパートではお風呂が小さくて体育座りでしか入れないからね)


ドアは要介護状態になった時のことを考えて、高いオプション料金を払って引き戸にした。
それ以外はぜーんぶ標準仕様。冷めないバスタブは一瞬魅力だったけど、要するにフタを分厚くして保温する、ということがわかったのでやめた。
フタが腰が抜けそうになるくらい重いんだよね。今は持てても、すぐに持てなくなる日がくるぞ。

私は風呂こだわり派では無いので、建て坪9坪しかない家で、滞在時間の少ない風呂場にひと坪も取ったなんて、やり過ぎだったと今でもうじうじ後悔している。風呂場を3/4坪にして、洗面所をその分広げた方が良かったんじゃないかなあと。
何とか風呂場スペースの有効な使い方はないだろうか。風呂場にごっそり洗濯物を干すくらいしか思い浮かばないんだけど、お風呂に入る時にいちいち出さなくちゃならないのが面倒だなあ。まったく、風呂場のやつ!

とか思いながらビフォ-アフターを録画で見ていたら、お風呂場に収納式の洗面台を付けている匠が出てきた。⇒こちら
こんなんでもよかったかなあ。
西洋式にトイレとバスを一体化してバスタブの中で体を洗うようにしちゃえば良かったかなとも思う。日本に暮らしてると、えー!?と思うけど、アメリカで生活してた時には、ごく普通にそうしていたけどね。

こんなハンモックも見つけた。天井近くにいくつも吊るして、収納に使うかな?

レビューを読んだら吸盤が弱いみたいだけど、お風呂に入っている最中にどさっと落ちてきたりしちゃうかしら。

2010-07-29

上棟後の進捗状況<今屋根に上がっておくべきだろうか…

現場の近くに仮住まいをしている地の利を生かして、皆さんが帰ったあと、日が暮れるまでの間にこっそり忍び込んで、出来上がりつつある我が家にエールを送ってます。




 上棟10日後
 筋交いなどしっかり入る。









上棟2週後
断熱材施工始まる。
右手前の柱に塗ってあるのはシロアリ防止のヒバオイル







 上棟20日後
窓にサッシが入り始める。
まだ階段ができていないので、上階には手前左に写っている梯子を登って上がる。ちょっとぐらぐらするのでなかなかスリリングです。
誰もいなくなった現場に忍び込んで上がる時には、自己責任でね。
(軍手をはめると梯子がつかみやすいよ)





上棟25日後
床下暖房の施工
Y建築士お勧めの床下暖房(1F)は、床暖房(2F)より施工費が安い。しかもフローリングの床材を選ばない(高い床暖房用にしなくていい)ので、トータルではだいぶコストダウンになる。


世界一の冷え症の私にとって、床暖房のあの足の裏がチリチリ温まる感じは捨てがたかったので、悩んだ末に仕事部屋(1F)は床下暖房に、LDK(2F)は床暖房に使い分けることにした。
さて、どちらがより快適か、今年の12月以降には回答が出るはずだ。




建ペイ率稼ぎに付けた、家の真ん中の凹み
2Fと3Fはグレーチングバルコニーになる。
まだ床が入っていないので、3Fから見ると、こわーい。




今ならここから足場を上がって屋根に出ることができると、
棟梁もM社長も勧めてくれたけど、
上がることはできそうだけど、降りる自信が無かったのでやめておいた。
やっぱり上がれば良かったかなあ。
次回の現場打ち合わせの時に、挑戦してみようかな。
3Fまで梯子を上がってきた私をイケメン棟梁が「奥さん、高いところ平気なんですねー」と褒めてくれた。そんな風に言われると嬉しくって「じゃあ屋根まで」なんてつい調子に乗りそうになった。
上がったきりで降りられないなんて、子猫なら可愛いけど、私じゃあ…。