ジムで仲良くなった同年輩の友人が、ご夫妻で那須塩原まで旅行に来たいという。
11月上旬の紅葉まっさかりの時期でどこも満室の中、なんとか塩原温泉の奥塩原高原ホテルに2部屋見つけて予約。
この時期の名物の、天井がオープンしているバスでの紅葉ツアーも予約し、久しぶりに友達に会えると、わくわく。
ところが久しぶりに会った彼女はどうも表情が硬い。
もともとそんなに愛想がいい人でもなかったから、私はそんなに気にもしなかったのだけれど、
一緒に温泉に入った時に「実は今、ぜんぜん眠れないの」と言い出す。
私に話を聞いてもらいたくて、ここまで来たというのだ。
あらま。まあでも温泉でまったりしてご飯を食べてくつろいでいれば、気分も晴れるでしょう。
そう思っていたのだけれど、晩ごはんのあと延々2時間ぐらい、ベッドにぐったりと横たわる彼女の手を握りながら、永遠のぐるぐる周りの彼女の愚痴を私は聞いていたのでした。
いよいよ下のお嬢さんが結婚して、かなり孤独感を感じているらしい。旦那さんは定年退職後も引き続きお仕事をすることがあってうらやましい。自分は何もすることがない。ジムに行っても挨拶をする程度の知り合いだけで、そんな人達はお友達とは言えない。夜ベッドに入っても翌朝起きて一日何もすることがないと思うと大変むなしい。なのでよく眠れない。心療内科にも行って眠剤を処方されたけれど、薬を飲むのが怖い。心療内科に行くのは夫が嫌がっている様子なので次の予約をキャンセルしてしまった。でも薬がないと眠れなくなるかもしれない。あと5日分しかないけれどどうしよう…。
いやはや疲れました。そしてそのネガティブなぐるぐる周りに私も引きずり込まれ、その後しばらく機嫌が悪くなり、夫のことをアル中だの尿漏れだの、罵る日々が続いた。
そんなこんなもあり、 12月下旬の東京に戻る引っ越しも決まり、
私もやけっぱちの気分で日々を過ごしている。
何せ急な転勤で、東京の家をシェアオフィス兼住居として使っていた友人に家から出てもらうことになったのが辛い。
本人はこれも一つの良いきっかけで、いよいよ自分のサロンを独立して持つからいいのよと言ってくれるのだけれど、転居で彼女の売り上げが落ちたりしたら、どうしよう…。
それとともに気になるのは、東京の家の冬の寒さだ。
なにせ今のマンションは寒冷地仕様で二重窓・床暖房。午前中は日差しがいっぱい降り注ぎ、エアコンなんかつけなくても室温は25度ぐらいになる。
午後2ー3時間しか日が当たらない我が家とは大違いなんだな。
というわけでただいまユーチューブとかアマゾンでバッテリーで服の中に仕込んだ電熱コイルを温める電熱ヒーターパンツを物色中だ。
2023-11-01
2023年10月 月の出が見たい
せっかく 見晴らしのいいマンションに住めることになったのに
10ヶ月で東京のあの谷底の超狭小住宅に戻るとは。
北に日光連山、南に茨城 との 県境の山々が見えるこの景色。 なんと 名残惜しいことか。
最近は時間が遅くなったので、日の出のは毎朝見ているけれど、月の出は見たことがない。
今年の中秋の名月(8月31日の スーパームーン)は、マンションの他のベランダから聞こえた「わあ」 という声に気づいて外を見たら、ちょっと見上げる位置にもうドカンと上がっていた。
遮る物がない那須塩原の市外に浮かぶ月はとても大きく見えた。
その次の満月の日は東京に戻っていたので、渋谷のスクランブル交差点から見上げたビルの間にあった。とても小さかった。
そしていよいよ 10月29日の満月。
この日はホテルエピナール那須に泊まっていたので、気がついたら上空にあった。
この時の月の出は17時近くとネットで調べていたので、 翌日の十六夜の月の出を見ようと、
17時ごろからベランダと部屋をウロウロ。
なかなか出ないので変だなぁとネットで検索したらなんと、
月の出は毎日50分ずつ遅くなるんだそうだ。
しかもちょうど出るころに話が長いお客さん( つまり 年配女性) から電話がかかってきて、
やっと終わって外を見たら あら残念。もうだいぶ 上がっていた。
そして満を持して 17日目の月。
この日は18時12分の月の出。ベランダに出て、東の方向に目を凝らしたら、
山のちょっと上に薄ぼんやりと オレンジのいびつな丸が浮かんでいるではないか。
それがちょっとずつちょっとずつ、明るく なって位置が上がる。
最近聞いた 小説で知ったんだけど、月は2分で月1個分 移動する そうだ。
(「月の立つ林で」青山美智子著より240325)
ああ、もう1年ぐらいここにいたかったなあ。
2年目の四季折々は、もっとうまく過ごせたのに。
春になったら ベランダにゴーヤをたくさん植えて 夏の日差しを遮ろう。
東京の家では育たなかった野菜や ハーブの種をいっぱい まいて、 ベランダ園芸を楽しもう。
那須塩原からたくさん出ている無料のシャトルバスに乗って、日帰りの温泉に行こう。
アウトレットにも行こう などなど。
夏だけちょっと涼しい場所に住む楽しみを覚えたので、次の候補地はどこだろうと 折々考えている。
軽井沢より 那須塩原 はずっと 安い はず。
伊豆高原もコロナが始まった頃に 丘の上のリゾートマンションホテルに泊まったけど、
山から海に抜ける風がとても気持ちが良かった。
函館 はもう何度も行ったけど、暮らすとなると、 そうそう 景色のいいキッチン付きの部屋はなさそうだ。
考え始めるときりがない。
おかげで ボーっとする時間が増えて、書類のタイトルを間違えたり 入力を間違えたり…。
最近困った状態になっている。
もう事務作業は無理かな。
10ヶ月で東京のあの谷底の超狭小住宅に戻るとは。
北に日光連山、南に茨城 との 県境の山々が見えるこの景色。 なんと 名残惜しいことか。
最近は時間が遅くなったので、日の出のは毎朝見ているけれど、月の出は見たことがない。
今年の中秋の名月(8月31日の スーパームーン)は、マンションの他のベランダから聞こえた「わあ」 という声に気づいて外を見たら、ちょっと見上げる位置にもうドカンと上がっていた。
遮る物がない那須塩原の市外に浮かぶ月はとても大きく見えた。
その次の満月の日は東京に戻っていたので、渋谷のスクランブル交差点から見上げたビルの間にあった。とても小さかった。
そしていよいよ 10月29日の満月。
この日はホテルエピナール那須に泊まっていたので、気がついたら上空にあった。
この時の月の出は17時近くとネットで調べていたので、 翌日の十六夜の月の出を見ようと、
17時ごろからベランダと部屋をウロウロ。
なかなか出ないので変だなぁとネットで検索したらなんと、
月の出は毎日50分ずつ遅くなるんだそうだ。
しかもちょうど出るころに話が長いお客さん( つまり 年配女性) から電話がかかってきて、
やっと終わって外を見たら あら残念。もうだいぶ 上がっていた。
そして満を持して 17日目の月。
この日は18時12分の月の出。ベランダに出て、東の方向に目を凝らしたら、
山のちょっと上に薄ぼんやりと オレンジのいびつな丸が浮かんでいるではないか。
それがちょっとずつちょっとずつ、明るく なって位置が上がる。
最近聞いた 小説で知ったんだけど、月は2分で月1個分 移動する そうだ。
(「月の立つ林で」青山美智子著より240325)
ああ、もう1年ぐらいここにいたかったなあ。
2年目の四季折々は、もっとうまく過ごせたのに。
春になったら ベランダにゴーヤをたくさん植えて 夏の日差しを遮ろう。
東京の家では育たなかった野菜や ハーブの種をいっぱい まいて、 ベランダ園芸を楽しもう。
那須塩原からたくさん出ている無料のシャトルバスに乗って、日帰りの温泉に行こう。
アウトレットにも行こう などなど。
夏だけちょっと涼しい場所に住む楽しみを覚えたので、次の候補地はどこだろうと 折々考えている。
軽井沢より 那須塩原 はずっと 安い はず。
伊豆高原もコロナが始まった頃に 丘の上のリゾートマンションホテルに泊まったけど、
山から海に抜ける風がとても気持ちが良かった。
函館 はもう何度も行ったけど、暮らすとなると、 そうそう 景色のいいキッチン付きの部屋はなさそうだ。
考え始めるときりがない。
おかげで ボーっとする時間が増えて、書類のタイトルを間違えたり 入力を間違えたり…。
最近困った状態になっている。
もう事務作業は無理かな。
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