2010-05-20

地盤調査と柱状改良

更地にして安いスゥエーデン式で地盤調査をし、柱状改良をすることになった。長さ5.5mのコンクリートの柱を21本地盤に埋め込み、その上に家を建てるのだ。
瑕疵保険の地盤保障制度(オプション)に加入するためには、瑕疵保険会社指定の業者が地盤調査をすることになっている。M社長やY建築士によれば、指定業者が地盤調査をすると「かなりの確率で地盤改良の余地ありの結果になる」とのことだ。まあ地盤に自信があれば独立系の調査会社で地盤をチェックしてもらうのがいいと思うんですけどね。我が家の敷地の場合は「ぐずぐず」だということが住んでみてわかっているので、最初から指定業者にした。
そして、柱状改良-80万円なりー。これでもう家が傾かずに一生住めるのならば安いものだけどね。あと40年生きるとして1年2万円のコストです。

↑更地にしたらなぜか出てきた馬蹄。ここって昔は馬小屋だったのかしら!?

↑狭い敷地にやっと入った柱状改良マシーン

もっとお勉強する時はこちら↓

2010-05-13

たった15坪の敷地でも、更地にするのに1か月

なにせ周りによう壁と隣家が迫っている狭い敷地なので、3階と2階の途中までは「手壊し」で、残りは小さな重機でちょっとずつ崩していってやっと更地になった。
むき出しにしてみたら、向こう側(と右側も)のマンションのよう壁が我が家側に越境していることも判明。まあ数センチくらいの話ですが、たった15坪しかない我が家の敷地には大きいのだ。

左の隅に見えているブルーの箱は、作業してくれる人たちのための簡易トイレだ。これも敷地いっぱいに家を建てる関係で、やがて置けなくなる。そうなったら作業員の人たちには、近くの公園のトイレを使っていただくことになる。コストダウンのために塗りの現場作業に入る私もそうするんだろうなあ。

うちの左側の隣家は、我が家が無くなって、日当たりが急に良くなったと喜んでいるかしら。でもすぐにまた3階建てを建ててしまうの。ごめんなさいね。

解体について極めよう↓

2010-05-06

まず決めるのは屋根の色

 最初に組み上がるのは屋根だから、屋根の色を最初に決めてくださいねーと工務店のM社長に明るく言われた。屋根の色だけ決めるの? 壁とかサッシとかドアとかテラスの手すりとか、そういうものの色を合わせて「トータルコーディネート」するもんじゃないの?? Y建築士から何案かカンプみたいなものが上がってくるんじゃないの??? 


家作りは今まで仕事としてやってきた商品開発作業とはちょっと違うみたいだ。こうしたらいいんじゃないでしょうかなんていう提案はあまり無い。(うちの場合は、ですが。設計師のタイプにもよると思うけど。) この設計士を選んだのは私たちなんだし、まあ自分の家なんだから自分で決めなくちゃね。というわけで、ゴールデンウィークは近所をせっせと歩きまわって、色々な家の外観を見て回った。
目指すは和風感のある家だ。それには
1)木壁 または 焼き杉っぽい縦線の入ったブラウン系の外観
2)土蔵感を演出するような、いぶし銀又は黒としっくい調の白のコントラスト
のどちらかがいいと思えた。


本物を使ったらコストが尻あがりだから、あくまで「焼き杉調」「土蔵風」だけど。この感じが出せるようなサイディング(外壁)を選ぶのだ。


私はひそかに土蔵風がいいと思っているんだけど。夫は茶色系にご執心だ。どちらにせよ、こんな感じいいねと立ち止まる外観デザインの家は、必ず「和風居酒屋」なんだよね。日本の普通の個人住宅って、「和風」な感じが少ないね。日本に建てる家なのに、なんで南欧風やカントリー調なの?とちょっと残念。
(近所の和風の家。左は居酒屋。右の個人宅はなかなかカッコ良いね)

新しい家では、玄関回りの隣家と道路の境界線に、黒竹を植える予定だ。ますます居酒屋風かなあ。でも、春に黒竹のタケノコが食べられると思うと、楽しみなんだよねー。

⇒黒竹はこちら