2010-06-30

ついに上棟

狭い敷地に木材がたくさん運び込まれ、クレーンが入れないので「手運び」で柱を組み上げて、上棟となった。
鳶さん大工さん13人が、柱やベニヤをリレーして運んで組んでいるのを見るのは圧巻だった。

予算も信心も殆ど無いので、上棟「式」みたいなのはやらなかったけど、夫も半休を取って3時の休憩には顔を出して、皆さんにご祝儀とお饅頭と缶ビールとカンチューハイのお土産を渡した。
アイスキャンデーも持っていってみんなで食べた。
カンカン照りで暑かったから、おいしかったよ。

お清めのお米とお塩とお酒を4方じゃなくて、うちは角が5方なので5ヶ所に撒いて、工事の安全を祈願(したつもり)。長年住んでいた土地なので、またよろしくねって感じで私は割りとカジュアルにご挨拶。職人さんたちが縁起を担ぐ人たちだったら、ちょっと物足りなく見えたかな。

組みあがったばかりの3階にも梯子で上がった。風が吹き抜けて気持ちが良い。影ができたので、これから工事の人たちも日射の直撃を受けることが少なくなる。よかった、よかった。

工務店のM社長に「おめでとうございます」と言われ、そう言いたいのはこちらの方だけど、「ありがとうございます」と返す。昔はこのまま宴会になだれこんだりしたんだろうな。でも今はみんな車だからと、そういうのは最近は無いそうです。やりたかったけど。
その代わりに、私はxx年前に新卒で入った会社のチームの同窓会に行った。同窓会と言っても、私がほやほやの新入社員だった頃の上司や先輩ばかりが来る会だ。調子に乗ってつい上棟の写真を見せたら、そんな小さな幸せに嬉しそうにするなと元上司に言われた。相変わらずいやみばっかり言う元上司だけど、今は誰もが名前を知っている大会社の社長だ。私は相変わらず小さくてスミマセンね。
私にとっては、これは今日集まって組み上げてくれた人たちと一緒にしている大きな仕事だと思いたいぞ。

上棟式をきちんとやりたい人のための上棟セットはこちら

2010-06-11

基礎に追加工事発生…。

手結びも順調に進んで、基礎完成ももうすぐ!と思っていたら、鉄筋の返しが2cm足りない箇所があるのをY設計士が発見したという。設計図を作った側(設計士)の意図と読んだ方(工務店)の解釈の違いだったらしいんだけど。
掘り返して配筋をやり直すよりはと、基礎の外側にさらに12cm基礎を足す工事をすることになった。たった2cmの不足に12cmの追加とは…。

しょぼんとしながら説明に来てくれた工務店のM社長につい「そんな、2cmくらい、このままでいいじゃないですか」と言いたくなったけど、なんせ基礎をしっかり作り直すのが今回の建て替え目的なのでそう言う訳にも行かず、私もしょんぼり気分になった。
天候次第だけど、工事は1-2週間遅れる模様。
(追加部分)

私が結んだ鉄筋も(って3箇所くらいだけど)はずしてやり直し。毎日じりじりと暑くなってくる最近だけど、照りつける中の細かい作業がまだまだ続くことになった。大変だなあ、工務店の仕事は。
采配を振るう人の腕次第ということがはたで見ていてよくわかる。でも色んな専門の色んな立場の人が関わっていて、作り上げていく様子が傍目には楽しそう。私はおたっきーに一人でこもってしこしこする仕事なので、見ていて羨ましいよ。
その間にも、外壁の色を決めたり、フローリング材を決めたり、照明を考えたり。なかなか考える時間が取れずにいる私たちのお尻を叩くわけにも行かないので辛抱強く待ち、もっと安いのがいいと言われればあちこち聞いて回り、サンプルを取り寄せ、施主のお世話も大変ですねー。

(その後の基礎の進捗状況)







訳あって付け足しているとは知らない近所の人からは、「立派な基礎を作っているのねー、地震が来たらまずはそちらに逃げ込むわ」などと言われておりまする。

2010-06-08

基礎の鉄筋の手結び体験

 基礎がだんだん出来上がってくる。今日は「手結び」をちょっとやらせてもらった。M社長が面白い作業だというので、その気になって行ったんだけど、不器用な私には現場の邪魔になるだけで、とっても「お手伝い」って感じにはならなかった。ハズカシ。
2週間前
先週
今朝
鉄筋を組んでいるだけの基礎の上を、歩き方を教わりながらよろよろ歩くのは、いいバランス修行になったよ。またたびたび現場作業に混ぜてもらいたいものだ。自分でやる塗りも練習しておかなくっちゃね。

2010-06-05

TOTOの洗面台はなんでこんなにかっちょ悪いのか

家の建築費をなるべく抑えることが第一プライオリティなので、トイレやバスや洗面台はもちろん既製品を使う。しかも何もかもTOTOで統一だ。だって複数のメーカーから購入したら搬入費と設置費がそれぞれかかるのだから。
一応INAXとTOTOをショールームのはしごで見比べて検討をした。価格もデザインもほとんど一緒だけど、トイレが掃除しやすそうだったのでTOTOにした。

内覧会で見たような「お風呂にはこだわって、ホテル仕様に作り込みました」
なんてのは最初から考えていなかったけれどね。だいたいお風呂なんて二人暮らしでは1日のうち1時間も使わないような「デッドスペース」だし。週末はジムに行ってそこでゆっくりお風呂に入るので、使うのは週にせいぜい5日くらいだし。0.75坪のコンパクトタイプで充分じゃないのと私は思うんだけどね。平日だって酔っ払って帰って来てさっとシャワーで済ませるだけなのは、夫のほうなのに。夫の必死の抵抗で、お風呂は建て坪がたった9坪しかない我が家のひと坪を占める設計になってしまった。ああもったいない。

まあお風呂は仕方ないとして、どうにかならないものかと思ったのは洗面台だ。
TOTOの洗面台は何でこんなにごちゃごちゃしてるのかなあ。特に鏡台とその上の照明がダサいよねえ。
サンワカンパニーとかIKEYAとかのほうがずっとシンプルで使いやすそうだ。引き出しとかへんなスイッチがやたらについてないのがいい。
ただ、価格はTOTOなどは「工務店価格」になるので、サンワのほうがずっと安いかというと、そうでもないんだけどね。IKEYAは確かに「ずっと安い」けど。(だって下左のミラーキャビネットは9,000円だよ!)

 色々見較べて、工務店にも相談して、「下はTOTO 上は他」作戦で行くことにした。TOTOの洗面台に、1Fはサンワの、3FはIKEYAの洗面鏡を載せるのだ。TOTOの洗面台は、扉の色はダサいパステル調しか無いので、現場監督に教えてもらって木目調のカッティングシートを貼り込む予定。










 (左IKEYA、右はサンワ)