2015-05-22

終活のお勉強いよいよスタート:父の幻覚編

終活なんていう言葉、へーと思うだけだったんだけどね。親のそれを見届ける年代になってきたようだ。
自分のその時のためにも、こういう経験は忘れないように書き留めておかなくちゃね。

今、終活期に入ったのかしら!?という状況なのは、義母と実父だ。どちらも79歳。
父は去年の秋くらいから、「立ち居、振る舞いについて次第に自信をなくしています。」なんてメールをよこすようになって、電車に乗って出かけることを止めてしまった。

地元のレストランに一緒に食事に行ったりしても、よく食べるんだけど立ったり歩いたりするのはとてもゆっくりにしかできない。そして「脳の指令が足に届かない」「足が前に出ない」なんて言う。

今年のゴールデンウィークには、入院中の神戸の義母を訪ねる私あてに、「神戸のおかーさんにはくれぐれもよろしく…」とメールを送ってきた。元記者なので文章には厳格な人だったのに、おかーさんなんて書いて、どうしちゃったのかしらと思っていたのだった。

それが連休が明けてすぐに、その父が入院することになったと連絡が来た。全身にあざができていて、血小板が通常13万以上なのが5000くらいしかないと言う。診断はITJ(特発性血小板減少性紫斑病-Idiopathic thrombocytopenic purpura)という指定難病だ。

この病気のせいかどうかは不明なんだけど、本人はせん妄状態に陥って、あとから本人が語ったところによれば、「ゲリラが職場を占拠して、我が家は徹底的に破壊された」といった幻覚を見ていたんだそうだ。
私が穴だらけの家に引っ越すと言ってきかない幻覚も見ていたとか。「やめなさいっ」と懸命に説得したとあとから言うその「やめなさいっ」が、子どものころによく聞いた怖かった父の口調そのもので、私はびくっとしたのだった。

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