2011-12-17

冬でも水やりの心配は尽きず

年末年始、ちょっと家を空けることになった。気がかりなのは水やりだ。今やプランターは大小合わせて12個!1Fから3F までのベランダや塀にぶら下がっている。
ここで毎週食卓を潤してくれる大切な野菜苗やハーブが育っているのだ。
シートでラップしたプランターにサニーレタスとつまみ菜とミニ人参とホウレンソウ
いつもは水道からチューブをつないでプランターからプランターに渡し、水やりをしているのだけど、水道の開閉が必要だ。留守の間はタンク式の自動水やり機に頼ることになる。


2011-12-14

みどりのカーテンはお通じにもいい!(雲南百薬/オカワカメ)

夏中おいしげって日よけと隣のマンションからの視線隠しになってくれた雲南百薬(オカワカメ)を片付けることにした。3Fの手すりからてっぺんまで見事に茂ったのを取り外して収穫。1Fから2Fは残しているので、またすぐ茂ってくれるでしょう。もう12月の中旬だというのにこんなに青々として、枯れる気配もない。

葉っぱとむかごを茎から外す。なんと葉っぱはうちの一番大きなボウルに入りきらず、ずん胴までいっぱいになった。むかごは中ボウルに山盛りに。

むかごは素揚げにして塩を振って食べる。ふにゃっと柔らかくてちょっとしたおつまみ感覚。葉っぱは豚肉と炒めるのが一番合うみたい。

右手前が豚肉、ニンジン、キノコと炒めた雲南百薬(オカワカメ)。そして未だボウルいっぱいに残る葉っぱとむかご。
雲南百薬(オカワカメ)の葉っぱはふにゃふにゃと柔らかく、でもしっかりと濃い味だ。豚肉の脂によく合う。

こんなに食べなきゃいけないの?といささかうんざりしながら食べたオカワカメ炒めだけど、効能もあったよ! ちょっと検索すれば、オカワカメ(雲南百薬)にはミネラルやビタミン類が豊富に含まれていると出てくる。たしかに、鉄っぽい味がするな。
なにより、月曜日の朝はいつも詰まり気味のGがものすごく快腸だったと言うのだ! そういう悩みがあまりない私だけど、私のお腹もすっきりスカスカになった感じがする。なかなかいいんじゃない? オカワカメ。いっぺんに大量に収穫できちゃうのが悩みなんて、ぜいたくすぎかな。
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2011-12-08

そうじは口笛を吹きながら

時々読んで楽しんでいるアメリカのリビング情報ウェブマガジン「アパートメントセラピー」にこんな記事があった。
家中の掃除を30日サイクルに分けて、1日20分ずつやろうと提案しているんだけど、続けるコツの中に「そうじは口笛を吹きながらする」というのがあって、なるほどと思ったよ。

口笛にけんめいになって掃除がおろそかになりそうだけど、気持ちはよさそうだ。

他の「家をきれいにする習慣をつけるコツ」は
・外出の時に身に着けるものはぜんぶ玄関に置く。(カギ、コート、帽子、ポストに入っていたDMを捨てるゴミ箱など)
・皿は食事のたびごとに洗う。(こうすることでキッチンがモンスターにならない!)
・洗濯は量が少しでも毎日する。
・掃除のときは20分後に鳴るようにタイマーをセットする。(そして20分ですむように電話にも出ずに集中する!)

うちはいまの所、来た人に片付いていると言われる状態を保てているけれどね。ルンバちゃんが来てくれたおかげもかなりあると思う。
彼女が通りやすいように、とにかく床は空けておこうと思うからね。

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2011-11-28

虫取りスミレ嬢、さっそくコバエをキャッチ!

到着して三日目、虫取りスミレがお食事を始めた。
置いている場所にコバエがいるようには見えなかったけど、コバエが2匹リアルな感じで葉についていた。
まだビニールポットに入ったままのスミレ嬢たち。左のセトスちゃんがお食事した。

うひーと思って翌朝見たら、もう黒い点のようになっていた。
消化して、葉から吸収しているのかな? おいしかったかしら。

ハエ捕り棒だと、付いたハエはずっとそのままで気持ちが悪いけど、虫取りスミレは消化して片付けてくれるからいいねえ。

その後コバエが飛び回ることもなく、葉にコバエが付く気配もない。
スミレちゃんたち、栄養足りてるのかな? 心配になってきた。

毎週おいしいサラダ用野菜やハーブを提供しているのに、育てる方には全く関心を示さないうちの調理担当Gが、珍しくムシトリスミレに気づいて「これいくらだったの?」と聞く。
「高かったのよー、いくらだと思う?」と言ったら「せいぜいふたつで2000円くらいでしょ?」だって。
ケチな私がそんなに高いもの買うわけないって。当っているだけに悔しかった。 
ムシトリスミレは⇒こちら
日本中にムシトリスミレが行き渡ったら、コバエはいなくなるかな?

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2011-11-23

今年のコバエ対策はこれ!<食虫植物

新しく買ったほうれん草の種からはちゃんと芽が出た。
古い種の芽出しにこだわって、1か月くらいほうれん草栽培が遅れてしまった。隣のマンションの陰になる我が家の日照時間は、1か月前に比べたらグンと短い。

遅れを取り戻すために、3Fのトイレの出窓を即席の温室にする。
蛍光ランプもつけて、少ない日照時間を補っている。電力不足のこの折ですが、白熱電球ではなく蛍光ランプだし、夏はどんな熱帯夜でも一度もクーラーを使わなかったので、許してー。

室内で水たっぷりの植物栽培を始めると、必ずわくのがコバエだ。夏の間はハエトリグモがいてくれたおかげで、コバエが発生することはなかったんだけど、そろそろハエトリグモも休眠の季節だ。

去年の冬は「出窓の鉢にわくコバエ対策」として、ハエトリ棒を置いてみたり、リンゴ酢の罠を作ってみたり、掃除機で吸ったり色々したんだけどね。
今年はこれにする! 食虫植物の虫取りスミレちゃん!
左がセトス、真中がウェサーという種類なんだそうだ。右はおまけで送っていただいた雪割草。(雪割草は玄関わきにちんまりと植えた。なんせあまりスペースのない我が家なので)

葉っぱはどんなにネトネトしているのか、ハエトリ棒なみだったらいやだな、なんて思っていたんだけど、触ってもぜんぜん平気。感触はつるつるしているといったほうがいいくらい。これでちゃんとハエがつくのかな? 
ムシトリスミレちゃんたちが我が家に来て1日が過ぎたけど、まだハエを取った気配はない。(ハエもまだいないんだけどね) こうご期待。

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2011-11-16

冬のホウレンソウ栽培、種は新しい方がいいようで

今まで冬に育てるといえば、レッドスピナッチだった。
45cm幅のプランターに種をばらまいて、育ってきた葉を大きい順に摘んではサラダにした。毎週おいしく食べていた。
レッドスピナッチはこちら

だから今年も!とぬかりなく、夏が終わったら色々な所に種をまいて、芽が出るのを楽しみに待っていたんだけど…。出ないのだ、芽が。ひとつも!
何年か前に買った種の大袋から、毎年少しずつ出して蒔いていたんだけど…。そんなケチなことしていたからか、ついに種の寿命が尽きたのか。

ホウレンソウは気温が高すぎると育ちが悪いと知って、種を蒔いた鉢ごとワインクーラーに入れて芽が出るのを待ったり、(ワインよりホウレンソウが大切か?と聞かれたら、困っちゃうなあ…)色々したんだけど…。でも、こんなに待っても芽すら出てこないなんて、今年の冬は週末にホウレンソウサラダが食べられなくなってしまう!
そのことに気がついて、やっと新しい種を買った。

最近にいいなあと思っているのが、NHKの「野菜の時間」の木村センセーのプランター菜園だ。

さっそくセルトレイを手に入れて、ホウレンソウをはじめ、ルッコラや赤キャベツなどを植えてみた。だって、このセルトレイを使ったら、ホントに簡単に色々な野菜の芽が出そうに見えるのだもの。


セルトレイはこちら
とりあえず種から芽が出るまでは日当たりは関係ないと本には書いてあるので、うちで一番あたたかいと思われる場所数か所にセルトレイに埋めた種を置いたよ。
風呂場と階段の棚です。
どっちが先に芽が出るかなー?

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2011-10-29

そして今の家になって1年がたった。

今後しなくていけないのは、無垢フローリングのメンテナンスだなあ。
水はじきが悪くなってきたら塗料を塗り重ねなくてはならない。

水回り以外はまだまだ大丈夫そうなので、1Fと3Fの洗面所にクノスを塗った。ほぼ1年ぶりの塗り作業だ。ナツカシー。
ただ、生活をしながら塗りもしなくてはならないので、大変だ。
上の写真のように狭い洗面所を2区画に分けて、日にちをずらして塗ることにした。こうすれば塗ったところを踏まずに、お風呂も洗面所も使うことができる。
今後は階段なんかも半分ずつ塗っていくことになるんだろうなあ。

今の家に住み始めて1年がたったということは、この家で4つの季節をぜんぶ経験したということだ。

みどりのカーテンとして植えた雲南百薬(オカワカメ)はまだ生い茂っているけれども、かぼちゃは葉が萎れて汚くなってきたので撤去した。
上は10月10日のかぼちゃ(1Fから2F)でもう末期の状態。また来年も茂ってくれるかしら? もっと茂らせることはできるかしら??

そしてこれからまた冬がやってくる。前の微断熱の家では冬になると冷え性の私はからだが凍ったようになって震えていたけれども、ヒートポンプの床下暖房があるからもう大丈夫と思うと心強い。
オール電化にしなくて本当によかった。

一度この家で冬を過ごしてみて、室内がとても乾くことが分かったので、今から冬の乾燥対策の準備をしている。
ペットボトルを半分に切って作った水栽培容器を障子紙で巻いたものにミズゴケを入れ、ツタやシャガなど日があまり当たらなくても成長してくれる植物を植えこんでいる。
今のところ、食べた残りのツルムラサキの茎もよく根付く。越冬できるかはわからないんだけど、太い茎の先端に小さな葉が出てくるくのがかわいくて、いい室内オブジェになっている。
この出窓は道路に面しているので外から家の中がよく見える。ツルムラサキ+ポトス+シャガの植え込みセットを障子紙で巻いたものを置いて、成長を楽しんでいる。もっともっと茂ってくれたら、ちょうどいい目隠しになる。
日当たりは悪いけれど、がんばってね♪


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2011-09-22

壁面緑化:来年の緑のカーテンはカボチャ(無料)で行こう!

我が家の緑のカーテンの総括をします。

東側:雲南百薬(オカワカメ)(←とってもうまくいった。)
南側:白花豆(まあまあ)島インゲン(いまひとつ)へちま(ダメ)トケイソウ(いまひとつ)ヤマイモ(まあまあ)カボチャ(大成功)
西側:雲南百薬(オカワカメ)(まあまあ)トケイソウ(まあまあ)ツルムラサキ(もっと早く頂芽を切ればよかった)
てな感じ。
上の写真は6月終わりの南側の白花豆、ヤマイモ、島インゲン。みんなまっすぐ上に伸びてくれてお行儀は良かったんだけど、葉が薄くていまひとつカーテンと呼ぶには足りなかったな。
救世主としてヘチマを足したんだけど、小さなプランターに植えたせいか、豆よりも成長が悪かった…。ごめんね、ヘチマ…。

上は東側3Fの雲南百薬(オカワカメ)(8月はじめ)。1F-2Fと勢いよく伸びてきたので、もしかしたら3Fから丸見えの隣のマンションとの目隠しになるかな、と思って、葉を収穫して食べるのをちょっと休んで紐を貼ってからませてみた。
8月の半ばにはこんな感じになった。(この時は紐は3本だけつっていた。)

紐を5本にしたら、9月頭にはもうこんなボウボウに! 立派な目隠しになるし、夜寝る時に寝室から葉が風に揺れるのが感じられるし、とっても気持ちよいカーテンになった。

西側も3階までは届いたんだけど、葉が小さくてこんなふうに茂ってはくれなかった。西日は雲南百薬(オカワカメ)にとっては強すぎるのか、土の肥料が足りなかったか…。

こちらは1F南側の現在です。上品に茂っていた豆類やへちまを隠すようにボウボウに伸びているのは、地面から這い上がったカボチャだ。
埋めていた生ごみから芽を出して塀やフェンスをよじ登り、豆やへちまのために張った紐を斜めに上がりながら2階に達している。斜めに伸びるツルは見た目は良くないんだけれど、大きな葉が日よけには最適だ。あーあ、緑のカーテンのベテランとして、「きれいに上に伸ばす」を目指していたけれど、結局はこういうジャングル状態になっちゃうのね…。

斜め伸びが下品だけど、カボチャカーテンには余禄がある。
花が咲くことです。これは「ズッキーニの花フライ」のレシピと同じ作り方で、フリットにして食べると美味。
カボチャの花びらのふわふわした感じそのままの、ほんのり甘い軽い食感だ。
花はほとんどが雄花だけど、雌花もたまにある。これは人工受粉して様子見中。
(⇒後日談。4-5個雌花が付いたけど、一つも実りませんでした…)

というわけで、来年の緑のカーテンは、雲南百薬(オカワカメ)はこのまま冬を越させて、南側はカボチャで行くことに決定! なんせ生ゴミから種を分けて取っておけばいいのだから、資金要らずの手間いらず。そして「まっすぐ」伸ばす研究を、あれこれやってみるのだ!

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2011-08-10

有機たい肥<ネズミ=生ごみ処理機

つまりね、猫の額のような外構の土スペースにうちで出る生ごみを埋めて、庭の草木の肥料にしていたんだけど、 収集車に出すごみの量が減ってすごく満足していたんだけど、虫が寄ってくるのはある程度あきらめられたけど、ネズミまで発見したらやっぱり耐えられなくて、生ごみ処理機を買ってキッチンの後ろのベランダに設置した。というわけです。

生ごみ処理機はアマゾンで4万8千円だった。区から2万円補助が出るけど、けっこうな出費。処理機にはこれから大いに働いて、安全な(虫やネズミから安全という意味ね)たい肥(の元)を作っていただこうじゃないの!

生ごみ処理機↓ 次のを買うころにはもっと安くていいのが出ていることを祈りまする。


せっかくだからここに至るまでの経緯を記録。
「生ゴミで地球を救いたいけど虫はイヤ:コンポスト逡巡記」

1.直接庭埋め期
生ごみを庭に埋めるようになったのは、4年前くらいからかな。それ以来、庭に所狭しと植えていた草木の勢いがすごくよくなった。
・ユズは取りきれないくらい実をつけるようになった。
・ノウセンカズラは1階の天井を超えて、3階の屋根まで届きそうに伸びた。
・琉球朝顔は常緑になって、家の外壁中にぐるぐるととぐろを巻くように這いまわった。(怖かった)。
・生ごみを埋めるために穴を掘ると、ミミズがいっぺんに数匹も現われるようになった。ゴミを消化していい土にしてくれるんだねーと、頼もしかったよ。

2.ダンボールコンポスト期
 毎回2階のキッチンから1階に降りて生ごみを埋めるのは面倒だと 、2階のベランダで段ボールコンポストを始めたのは2年前の夏からだ。
「段ボールコンポスト」で検索すると、いろいろな方法がたくさん出てくる。その中から一番お手軽なのを真似して、ベランダに落ちる枯れ葉と一緒に投入する。毎週末にどっさり入れる生ごみが、平日のうちにみるみる消化されて減っていくのを見るのは面白かった。冬でも余った天ぷら油を入れたりすると、コンポストは喜んで、もうもうと湯気を立てるくらい発酵した。
天ぷらの油が余ると、Gが嬉しそうに「これ、うちのコにあげよう」なんて言ってた。
コって、ダンボールコンポストをわが子のように思っていたのか、単にコンポストのコだったのか…。

 でもね、冬でも暖かいコンポストを喜ぶのは生ごみだけじゃなかった。
フタをかぶせたり冬場は段ボールごとビニール袋で覆ったりいろいろしたけれども、いつの間にか小バエがわくし、ミズアブというのの幼虫が這いまわったりする。真冬にコンポストのふたの上でじいっとしていたおっきなゴキブリに出くわした時にはたまげた。
真冬でも生きているのね、あんたたち。でもここをコタツ代わりにしないで。。

3.アパートの狭い外廊下でダンボールコンポスト期
去年は家の建て替えのために、狭い仮住まいアパートに住んだんだけど、そこで出る生ごみだって無駄にしたくはなかった。だって、新居の外構の土壌をなるべく早く豊かにするための貴重な栄養分となり得るんだから。
だからアパートでも段ボールコンポストをしたんだけれど…。前のうちで使っていたレースのカーテンで大きな袋を作って段ボールをすっぽりと覆い、これで虫は入らないと楽観していたのだけれど…。
最初は、レースのカーテン袋の口を畳んだだけで、その上にダンボールのふたをかぶせていたので、いつの間にかムシが入り込んでしまった。反省して、パジャマのゴムで袋の口をしっかりと閉めるようにしていた。これなら大丈夫だろうと思っていたんだけど…。
でもやっぱりダメだった。詳細は思い出すのが気持ち悪くて書けないんだけど、まあ想像してください。こちらなども文章は大変楽しく参考になります。
しかし、いったいどこから入るんだ?キミタチのアダムとイブは…。

4.ふたたび庭埋め期
そうこうしているうちに無事我が家も出来上がり、また庭に生ごみを埋め始めた。新しい土をなるべく早くリッチにするためには、じかに埋めるのが一番と思ったのですよ。そして今度の家では、1階が私の仕事場となったため、仕事の合い間にぼうっと庭を眺めたりできるようになった。
そうしたら、見てしまったのだ。
生ごみを埋めた跡にやってくるのは、ミズアブでもゴキブリでもなかった。なんとネズミ!!!

生ごみを埋めて土を盛った山に穴を開けてキャベツの芯など掘り出し、両手で持ってつぶらな瞳で一心不乱にかじっている。
 うーむ。

 5.そして出した結論は生ごみ処理機の購入
生ごみのたい肥化は、我が家のグリーンライフのためにもやめることはできない。だいたい、生ごみを取っておいてゴミとして回収車に出すなんていう臭くて面倒なことはもうできない。
というわけで、ついに生ごみ処理機を購入することになった。これなら処理した後の生ごみカスを肥料として使うことができるしね。

まだ使い始めて1週間なので、処理機がいいのか悪いのかはよくわからない。生ごみ処理機にだってゴキブリは来るんだと言っているウェブサイトも見たけれども、無防備すぎるダンボールコンポストよりはいくらかましだろうと思っている。
心配なのは、生ごみ処理機の耐用年数だ。いろいろなレビューを読んでいると、2-3年で壊れてしまうことが多いようだ。前の購入から1年以上たてば、区にまた補助が申請できるようだけど、実際にはどうなのかな。コンポストの話し、まだまだ続くんだろうねえ。

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2011-07-09

ヨトウムシ対策はトイレットペーパーの芯で!

海外のエコライフ記事で見つけたナメクジ対策(ミズゴケを敷く) がけっこううまくいっているような気がするので、ヨトウムシ対策も探してみた。

夜盗虫は英語でカットワームというんだね。訳せば食いちぎり虫って感じかな。

その記事によれば(⇒記事はこちら)、植物の茎の周りにカラー(色じゃなくて衿の方ね)を巻けばいいのだそうだ。カラーは紙でもダンボールでもプラスチックでも何でもよくて、それがあれば地中に潜んでいる虫が茎を這い登れないって。
なるほどー。

というわけで、トイレットペーパーの芯やDMはがきを丸めたものを、植えたばかりのシソ(右)と、てっぺんハゲにされたシソ(左)の茎の周りに巻く。
カラーは地中に少し埋めるのがコツなんだそうだ。
そして、10日後↓ 左のてっぺんハゲは明らかに産毛が生えてきている。
右ももうそろそろ収穫可能だー。

しかし、ここまでしても育った葉っぱにはぽつぽつと穴が開く。
スーパーで売っている針でつついた程度の穴すらない大葉を見るにつけ、どのくらい農薬使ってんのかなーと思わずにはいられないよ。
でもうちのがなかなか育たないんで、つい買っちゃうんだけどね。


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2011-07-03

壁面緑化の担い手(のはず)ノウセンカズラのパラソル満開

前の家に植えていた樹木の中で、移植して唯一生き残ったのがこのノウセンカズラだ。
3Fまで届いていた時ほどの勢いはまだ無いけれど、きれいに花が咲いた。

このノウセンカズラは区に申請した壁面緑化計画の中に入っている。
3Fまで届くものとして緑化面積を計算しているので、ちゃんと育ってもらわなくてはいけない。(今さら補助金返せないし)
左側の窓のワイヤーを這い登っているのは雲南百薬(オカワカメ)
こちらは細いながらも3Fまで届いたよ。

ノウセンカズラは、もともとはおばあちゃんが、公園に枝が落ちていたと前の家の狭い庭に刺してくれたものだ。住んでいた横浜からわざわざ持って来たんだったよ。
おばあちゃんは3年前に亡くなったんだけど、ノウセンカズラはその年からボバンと成長して、あっという間に3階に届いた。だから今の家でもまた咲いてくれてうれしいよー。、

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2011-06-28

アメリカ式ナメクジよけは海草!

料理番組で見た「鶏とルッコラの蒸しオーブン焼き」があまりにおいしそうだったので、うちでも作ろう(=作ってね♪)と盛り上がったのはもう2年も前のことだ。
でも、スーパーの棚のルッコラを買い占めたって1回分になるかどうかという、かなりの量のルッコラが必要なレシピなのだ。。。(売ってるルッコラはちょびっとで高いし)
当然ケチな私は、ルッコラは自分で作ろう!ということになった。

それから2年もたつのに、ルッコラはちっとも収穫できない。
まずは種を袋で買い、ちょびっと買って来たのの根っこを鉢に刺しての「再生」に挑戦し、先月は思い切って「ポット苗」を買い…。
みーんな虫に食べられちゃうのだ。
見るからに柔らかくておいしそうなルッコラの葉っぱだ。冬はアブラムシがつくし、梅雨になったと思ったら今度はナメクジだ。キー


ナメクジが這いずり回った動かぬ証拠が残るルッコラの葉っぱ↓ まだ収穫できるほど育っていないのに…。

ナメクジ対策で調べると、夜行性のナメクジを夜中に見回って一匹一匹捕らえたり、ビールや果物の皮の「トラップ」を仕掛けて集めて集団虐殺したりという方法が出てくる。でもそんなこと、私にはとってもできない。

ふと、細かいことが大の苦手なアメリカ人はナメクジ対策どうしているんだろうと検索してみたら、殺虫剤以外の方法がちゃんと出てきた。
ナチュラル・スラグ・コントロール(⇒記事はこちら
英語でナメクジはスラグといいます。カタツムリはスネイル。

記事にはいろいろ書いてあるけれど、なーるほどと思ったのは
1.水やりは朝のうちにする。
夕方水やりをするのは、夜行性で明け方最も活発になるナメクジを元気にするからだって。朝のうちに水やりをして、夕方までに地面が乾くようにすれば、ナメクジの害が80%も抑えられるそうだ。
へえー。

2.植物の根の周りに海草を置く。
えー? 海草!?と思ったんだけどね。何度読んでもSeaweedと書いてある。
読んでほぼ納得。海草に含まれる塩分をナメクジは嫌うから、根の周りにぐるりと置けばいいと。
海から拾ってきたのを、10cmくらいの高さになるように根の周りに置いておくんだって。
シーウィード
10cm!?とビックリしたけれど、乾けば2-3cmになって、ナメクジはそんなドライなものの上を這うことができない。だから丁度いいと言われれば、なるほどねー。

しかし、手に入る海草と言えば乾物か塩わかめぐらいだ。いくらなんでも塩わかめじゃあ塩がきつすぎて、鉢ごと塩害にやられてしまう。
そして、ふと思ったのだ。
もしかして、ミズゴケでいいんじゃないかと。
あれだって乾けばチクチクしてナメちゃん(気安く呼んでいるけど嫌いです)も上を歩くのはイヤだろう。

さっそくやってみたよ。
あれから3日。ルッコラは確実に成長している気がする。
他にもルッコラの鉢の周りには、葉ねぎやトウガラシなど、虫が嫌いそうなものを植える予定。
トウガラシは、虫除けにいいとは読んだけど買うのはもったいなかったので(=ケチ)、米びつに何年も入れていた乾燥唐辛子の種を鉢にまいてみた。
そしたらちょろっと根が出てきたよ。すごい。

うまく育ててあちこちに虫除けとして移植するのだ。やったー。


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2011-06-26

ちょろっと2階にひと巻き:緑のカーテン

緑のカーテンがだいぶ伸びてきた。
白花豆にヤマイモに島インゲンだ。

一番手の白花豆が2階のベランダの手すりに到達。ちょろっとひと巻きしたところ。
かわいー。
がんばれー。

障子に映る葉っぱの影。
カーテンとなって日光をさえぎるほどの厚さにはまだなっていないことがよくわかる。
前の家の琉球朝顔やヘンリーづたはすごかったけどね。
やっぱり数年はかかったものね。

今年のトライアルは来年のためのスタディですね。
農業は経験の蓄積だってことがよくわかるよ。


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